ブック担当者イチオシ!「夏物語」
「命の在り方」についてとてもよく考えさせられる作品です。幼少期から苦労を重ね、作家として上京した夏子は次第に自分の子供に「会ってみたい」と思うようになる。そんな中、精子提供で生まれ、本当の父親を知らない逢沢と出会い、親交を深めていく。目まぐるしく変化する夏子の周りの環境、蘇る幼少期の記憶。最後に夏子が下した判断とは…。夏の描写が非常にリアルで今の時期読むのにピッタリな作品です。ぜひ手に取ってみてください。(茨大前店 N )
・商品名/夏物語
・著者/川上未映子
・出版社/文芸春秋
・価格/970円(税抜)
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